コップの縁 2017 11 12
ブラックホールというと、
星を飲み込むような巨大なものを連想するでしょうが、
実は、「微小なブラックホール」もあります。
このような「微小なブラックホール」の用途について、
私は、かつて、いろいろと考えたことがあります。
地球環境を守るために、
「ゴミ箱」として利用できるかもしれないと考えました。
しかしながら、「微小なブラックホール」に関しては、
本来的な用途は、「空間」に穴を開けることです。
いや、正確に書くと、「時空」に穴を開けることです。
つまり、3次元空間に穴を開けるだけでなく、
時間にも穴を開けることが可能です。
このようなことを書くと、
「なんと独創的だ」と思われるかもしれませんが、
このような分野は、欧州のほうが先行していると思います。
さて、こうした研究は、想定外の現象が多いので、
全世界に逐一公開しながら行う必要があります。
空間に穴が開いたから行ってみたら、
200年前のイタリアだったというのでは、焦るでしょう。
そういうわけで、「時空」という概念を忘れると大変なことになります。
トンネルの出口が、同じ時代の同じ時間ならばよいのですが、
今の技術では、出口が、どの場所になるか、どの時代になるか、
それこそ「運任せ」でしょう。
欧州は、金融危機の時に、「秘密主義」でした。
一方、アメリカは、リークすることが文化のような国ですから、
金融危機でも、透明性や公開性が保てました。
ところで、「コップの縁」とは、
ブラックホールを考えるうえで、
わかりやすい「たとえ話」だと思います。
宇宙のトンネル 2010 8 1
宇宙にトンネルがあると言ったら大変なことになるでしょうか。
おそらく、科学者たちは、
「いったい、誰が、どのようにして作ったのか」と議論になるでしょう。
しかし、それは、余計な詮索と言えるでしょう。
こう考えてみれば、どうでしょうか。
車で道路を走っていたら、トンネルがあった。
トンネルを通れば、向こう側まで10分で行くことができます。
しかし、このトンネルは、
「いったい、誰が、どのようにして作ったのか。
それがわからない限り、トンネルを通ることはできない。
だから、私は、峠道を5時間もかけて向こう側まで行く」という人がいるでしょうか。
たいていの人が、何も考えず、便利にトンネルを使うでしょう。
やがて、人類も、何も考えず、
便利に宇宙のトンネルを使うことになるでしょう。
その時、ある問題が発生します。
それは、人間は、肉体と魂で構成されていますが、
そのトンネルを使う時、肉体と魂が分離してしまうことです。
そこで、肉体と魂の制御システムが必要となるのです。
カーテン 2011 5 3
たまには、話題を変えて、発想の転換をしましょう。
私たちが住んでいる「次元」は、3次元プラス1次元で4次元です。
縦・横・高さの3次元と、時間の1次元です。
時間は、直線の1次元の存在です。
ただ、このように書いてもわかりにくいと思いますので、
たとえ話をすれば、私たちが住んでいる次元空間は、
カーテンのようなものです。
つまり、カーテンレールが、時間という次元で、
そのカーテンレールにぶら下がっているカーテンが空間という次元です。
宇宙は遠くない。
隣の町のコンビニエンスストアに行くような感覚で地球に来ることができます。